■ 沿革
地域環境問題への国民的関心の高まりの中で、限りある資源・エネルギーの循環的・効率的な利用が、あらゆる場面で強く求められています。

山口県は、平成9年5月に「山口県ごみ処理広域対策協議会」を設置しました。この中で、県下の焼却施設から排出される多量の焼却灰の、広域的な処理が大きな課題として浮かび上がってきました。

このため、平成10年9月に産・学・官による「山口ゼロミッション推進協議会技術検討部会」が設置され、さらに技術検討が深められました。

その後、平成11年、12年度の2ヵ年にわたって、「ごみ焼却灰のセメント原料化」の実証試験が行われ、その安全性と経済性が確認されました。
■ 特徴
山口エコテック株式会社では、県内のごみ焼却施設から排出される焼却灰を、セメント工場の受け入れ基準に適合するように前処理して、再資源化します。ここで前処理された焼却灰は、セメント工場に送られて、汎用性の高い「普通ポルトランドセメント」を製造する原料となります。


その特徴は、次の通りです。

@県下全域のごみ焼却灰を対象とした取り組みは、全国でも初である。

Aごみ焼却灰のセメント原料化工程に、全国で初めて脱ダイオキシン処理+水洗脱塩素処理の工程を採用した。

B脱水ケーキは、全量、セメントキルンに投入して、1,400℃以上の高温で処理するので、安全性の高い安定的で無害なリサイクルシステムを構築できる。
■ 事業の目的
■ 事業の効果
○山口県内のリサイクル率が10.6%(平成10年度)から18.5%(平成14年度) に向上します。

○最終処分場の残余年数が12年間(平成10年度)から18年間に延命できます。

○セメント会社の既存施設を活用できるため、設備投資額が安く、経済的に再資源化できます。

○今後、バイオスマ発電等で発生する焼却灰を始めとして産業廃棄物系焼却灰 のリサイクルが可能であり、山口県全体の環境インフラとして果たすべき役割が期待されます。

○焼却灰の全量を埋め立てすることなく、セメント原料として再資源化できるので、真の環境型システム形成が出来ます。

   

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